和を楽しむ家

和を楽しむ家

N House 1995



地震に強い構造


構造的に合理性があり、骨格が美しく部材も太いものを使用すれば、 地震や風に強い構造になります。右図の大貫やルーバーは単にデザインで あるばかりでなく、水平力を担う重要な構造体でもあります。

自然の光と風を採り入れる
風光の塔

〜 パッシブソーラーの塔 〜

冬はできる限り陽の光を部屋の奥まで採り入れることで室内が暖まり、 暖房費用を軽減することができます。夏は熱気を放出する通風口があれば 熱帯夜も楽に過ごすことができます。






軒先

軒の出はできる限り長くすれば、外壁を守り夏の陽差しを遮ってくれます。 軒先のスリットは屋根裏の換気口です。夏の屋根の温度上昇を防ぎます。



風雨に耐久性のある屋根

家は地震や台風などから、生活を守ってくれるものでなければなりません。 その為にも屋根はシンプルな形がよく、重量が軽く耐久性のあるものを選ぶべき です。この家では亜鉛合金複合板を使用し、伝統的な和の屋根を表現しました。
調和

周囲の環境との調和を考えることは大切です。庭木や塀等を含め、全体の大きさ、形、 色彩等のバランスを考えました。


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